私がカナダに留学していたのは2001年から2004年までの3年間。15~18歳までの多感な時期をカナダで過ごした私にとって、第2の故郷といえます。私が高校3年間を過ごしたのはカナダのバンクーバー郊外にあるリッチモンドでした。バンクーバー空港から車でおよそ20分のこの街は、滑走路に沿ったドライブウェイを夕焼け時に走ると、離陸直前の飛行機などが夕日に照らされてとても素敵です。
初めてこの土地を訪れたのは中学3年生の時で、後に高校3年間を留学するインターナショナルスクールのサマースクールに参加したことがきっかけ。ちなみにこの時にDewのボーカルとなる、清水悠とも出会いました。目を見張るような真っ青な空、燦々と降り注ぐ太陽...私たちはすっかりカナダを大好きになりました。
留学中はリッチモンドのスティーブストンという港町でホームスティをしていました。 なかなか日本から旅行で来られた方でスティーブストンまで足を運ばれる方はいらっしゃらないのが残念ですが、私はここを週末の朝に散歩するのが大好きでした。
ゲリーポイントという公園があり、川沿いに続くサイクリングロードは天気のいい日だと川面が光って本当にきれいです。すれ違う人たちはみんなニコニコ笑って挨拶をしてくれて、ベンチで本を読んだり、音楽を聴いたり、習い始めたばかりだったクラシックギターを持っていって練習したこともありました。
陽が落ちるのが遅くなる夏場は、放課後に皆でゲリーポイントに行って、夕日を見ながらジェラートやフィッシュ&チップスを食べながらおしゃべりしたりしていました。そう、スティーブストンは港町ということもあって、フィッシュ&チップスがすごくおいしいんですよ!魚の種類はサーモンやタラなどがあったと思います。ちなみに私はタラが好きでした。夏場の週末はマーケットなども賑わっていて、ホストファミリーとよく買い物をしました。色とりどりの野菜、魚、工芸品を見ていると、カナダって本当に多種多様な文化があるんだなぁと実感します。 音楽を一度は諦めて留学した私も、カナダの豊かな自然や様々な異なる文化の中で生活できたことで、もう一度音楽の本当の力に気づく事ができました。
カナダの大きな魅力の一つは、人々がカナダという国を誇りに思っているのと同時に、それぞれのルーツであるバラエティに富んだ人種や文化にも誇りをもち、お互いがその「違い」を認め合いながら、共存しているところにあると思います。それはカナダの大きな自然が人々に心の広さを与えているからなのでは?なんて思ったりします。
今は2010年冬季オリンピックに向けてバンクーバーも発展が進んでいるとのこと、また私の住んでいた時とは変わっている部分もたくさんあると思いますが、ホストファミリーや友達、学校の先生たちに再会するために、是非訪れたいと思っています。次にカナダに帰れる日がいつになるかはまだ分かりませんが、今から楽しみで仕方がありません!
ブログPart1 清水悠編
レポーター : 大西 春奈 (写真右)
1985.10.12生まれ。兵庫県出身。ピアノユニット"Dew"のピアノ&ボーカル。今年6月に国際基督教大学を卒業し、9月から大学院に進学。
中学時代に参加したサマースクールをきっかけに、高校3年間をリッチモンドにて留学。在学中に出会った清水悠と共に歌うようになり、卒業記念に作成したCDをエアーメールで日本のレコードメーカーに送り、"Dew"としてデビューのきっかけを掴む。2007年にインディーズから発売したCDシングル「プレゼント」が、綾瀬はるか出演のマックスファクターCMソングに起用され、話題に。2008.7.30にミニアルバム「花図鑑」でデビュー。
Dewスペシャルサイト http://dewy.jp