"Navel towards the spine, tuck your tailbone under." 続いて日本語で"オヘソを引き入れお腹に力を入れて、尾てい骨をすくい入れるようにして下さい。"英語では分かりにくい言葉を日本語で丁寧に繰り返してくれます。

ここはバンクーバー、ダウンタウンにあるルルレモンのロブソン店。こちらの店内で毎週木曜日朝7時半から8時半まで日本人を対象にESLYogaと称して無料のヨガクラスが行なわれています。この時間ならヨガのあと英語学校へ通うこともできます。でもこのクラスはESL(English as a Second Language)の学生だけでなく、バンクーバーに住む移住者、日本から来た観光客の方でも参加できます。
ルルレモンはバンクーバーが発祥のヨガブランドの店として有名ですが、正式名称はlululemon athletica といって、ヨガだけでなく、ランニング、スポーツジム用、タウンウェアとして、その機能的な商品を愛用している人は沢山います。バンクーバーの街を歩けばルルレモンのウェアを着ている人に必ず会うほど、とても人気のブランドです。
このESLYogaを始めたのはロブソン店で働く生駒信一郎さんです。彼はルルレモン名古屋栄店の店長でしたが、ルルレモンの日本撤退後、どうしてもルルレモンで仕事を続けたいとの想いでバンクーバーに戻ってきました、と話してくれました。
その生駒さん、以前はバンクーバーの英語学校に通う生徒でしたので、英語が通じないもどかしさ難しさなど、英語に関する大変さを身に染みて経験しています。
"こちらのヨガ教室に行ってみたけど、ちょっと難しい英語で何を言われているのか分からなかった。"とお店で出会った日本人の一言から、上司に掛け合い、インストラクターはこの人しかいないと友人のMaikoさんに声を掛けたようです。
Maikoさんも元ルルレモン・ジャパンのメンバーで現在はバンクーバーでヨガ・インストラクターをしています。今では英語を流暢に話すMaikoさんですが、彼女も英会話学校に通っていた経験があるので、英語で困っているヨガ好きな日本人のためならと、早朝でボランティアにも関わらず即答でOKしてくれたそうです。

ヨガマットもお店で無料で貸してくれるので、ヨガが出来る服装であれば誰でも気軽にクラスを受けられます。
初心者の人でも日本語で丁寧に教えてもらえるので分かりやすいと好評です。またこのヨガクラスを通じて多くの人と会う機会が出来、仲良くなった友達とクラスのあとカフェに朝食へ行くのも楽しみという生徒さんもいます。

生駒さんの夢は再び日本でルルレモンをオープンすることだと断言しています。その日が来るのが今から待ち遠しいですね。でもその前にもしバンクーバーにいらしたら、ぜひロブソン店でShinさん(こちらでは皆にそう呼ばれています)を訪ねてみてください。
カナダ、バンクーバー、そしてルルレモンをこよなく愛し、休みの日はビーチバレー、スノーボード、ヨガにと忙しい彼との話は尽きません。
その生駒さんですが、今年の9月に横浜で開催されるヨガフェスタ横浜2010にルルレモンの代表として参加されます。
ヨガフェスタ横浜
ルルレモンのブースにいますので、気軽に声を掛けて下さいとのことです。

生駒信一郎さんルルレモン・ロブソン店前にて
レポーター : 斉藤 光一 Koichi Saito
長野県出身、バンクーバー在住。写真家としてBC州を中心に活動中。
各書籍、雑誌の撮影をはじめ、両陛下カナダご滞在からベッカム親善試合撮影まで撮影は多岐にわたる。
近年はバンクーバーに住むペットの撮影に力を入れている。
www.k-graphicphoto.com